ブログを書くモチベーションが上がる本

半年間で人気ブログをつくり、出版までしてしまったOZPA氏の「あっという間に月25万PVをかせぐ人気ブログのつくり方」を
紹介します。この本で知りましたがOZAPと書いておっぱと読むんですね。ずっと「おおざっぱ」かと思ってました。

概要

この本を読めば、普通の人が半年間で人気ブログをつくった手法がわかります。

【目次】

第1章 「ふつうの人」でも人気ブロガーになれる

第2章 モチベーションの起爆剤を手に入れる

第3章 ブログを楽しく続ける八つのコツ

第4章 どうせなら起こしてしまえバイラルループ

第5章 ブログ管理人に必要な八つの心構え

第6章 人脈は巻き込まれて作る巻き込んで増やす

モチベーション

モチベーションを保つために目標を立てる。

目標を達成した達成感がモチベーションを高める。

立てた目標はどこかに記しておく。

目標例「更新頻度」など、自分の力で達成できる目標、「今月は1万PVを達成しよう」など、対外的な目標など。

大きな目標は小分けにして達成する。長期的な目標を達成するために短期的な目標を設定する。

積極的に更新するためのたった一つの方法
それはブログを書くこと!

チャンスは書くことでしか生まれない。どんなチャンスも書かなければ生まれない。
「この更新によって、何かチャンスを得られるかもしれない!」こう意識することで積極的な姿勢に変化。

戦略

目標が定まればおのずと戦略も決まる。

著者の長期的目標「1年以内に10万PVを達成」

そのために、バイラルループ(情報がウイルスのように広がっていく現象)を巻き起こす。

手本として@Sayobs氏の17の戦略。

著者は何も特別なことをしていない。著者がしたのは先人のセオリーを真似しただけ!
大抵の人はやらないから実現しない。

人脈

書くことで広がる。

著者は自分のブログであこがれのブロガーとそのブログについて、たびたび言及する。
それが功を奏してあこがれのブロガーと交流を持つようになり、寄稿するまでになる。
そのブロガーを通じてオフ会に出席したことで、更に人脈は広がっていくことになる。

ついにはブログ開始から半年で出版にまでいたるのだが、これには人脈が影響していることと想像できる。
この流れはブログ同様動かなければ始まらなかったことである。

コメント

副題に「これだけやれば成功する50の方法」とあるが、著者の自己紹介やらブログをはじめるきっかけになった話など方法に関係ない話も含めて50の方法となっていて無理矢理50にした感あり。

著者自身も言っているが、たいしたことしていません。ネットや本ですでに書かれていることを実践しただけです。

この「実践した」というのがすごく重要で、例えば「夢をかなえる読書術」という本に書いてありますが、アメリカでは本を読んで行動する人は2%と言われているそうです。日本でもそう変わらないだろうと思われます。

そして日本では月に1冊も本を読まない人が半分くらいいて、3・4冊読む人も1割ほどしかいないそうです。

ただでさえ本を読む人が少ない上に、読んでも実践する人は2%というのですから、実践するということの重要さがわかっていただけると思います。
実践するだけでその他大勢の行動しない人たちから、圧倒的な差をつけることができるということです。

著者が何を手本にして人気ブログをつくったか?という見方で読むといいでしょう。

参考になった点としてポジティブな考え方があげられる。
特にブログを更新するためのモチベーションの保ち方は参考になる。

ブログを継続して更新するのが1番難しいと想像できるが、著者は積極的に更新する方法として、「ブログを書くこと」と、一見とんちんかんなことを述べるも、更新することによって新規読者獲得→アクセスアップ→モチベーションアップ。
そして更には仕事の依頼、出版へとつながるかもしれない。(実際著者は出版に繋がった。)書けば書くほどチャンスがうまれると思えば、なるほどそういうことかと納得させられました。

手法的にはブログ初心者向け、中上級者の方の中では、モチベーションの保ち方に苦心している人は読む価値あり。