Amazonのプライム会員でかつAmazonの端末を持っていると、特典でオーナーライブラリーから毎月1冊Kindle本を無料で読むことができます。読みたい本を探すのに苦労している経験から、代わりにおすすめの本を紹介するのは需要があると思ったのでご紹介します。(随時更新予定)
※なお、この記事で紹介している本は紹介当時の情報を元にしております。今後オーナーライブラリーから外される可能性があることをお断りしておきます。
黒南風のうた 蜷川道標と長宗我部元親
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連歌の師匠でありながら、その才知で長宗我部家に献身した男・蜷川道標。四国土佐の片田舎から天下を目指した男・長宗我部元親。「文」と「武」に分かれるまったくタイプの違う二人の運命が交差する。下剋上の荒波の中で、二人は戦国の猛者たちとどう渡り合ったのか? 家族に支えられながら、同時に家族の死に苦しめられる。世の儚さを目の当たりにするも、それでも生きることを止めようとはしない。教科書には決して載ることのない長宗我部家の栄枯盛衰物語。
オーナーライブラリーは次の本を読むときに前の本を返さなくてはいけないので、個人的には何度も読み返すような本より小説なんかを読むといいと思っています。こちらの歴史小説の二人の主人公のうち蜷川道標は、一休さんと親交のあった蜷川(みながわ)新右衛門の子孫に当たる方です。普通の小説なら元親を中心とした物語になるところを、道標という人物を中心に置くことによって今までにない視点で長宗我部家を描いています。長宗我部家が好きな人にはおすすめの作品です。
日本語は神である
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日本語が「アップダウン構造」をしているという発見から、全く新しい日本語論、日本人論を展開する。
ありがとう、すみません、おかげさまで、などの言葉は、隠れた世界にアップして見える世界にダウンしてくる。これを日本語のアップダウン構造と名付ける。
日本語アップダウン構造には隠れた世界が秘められているのだが、英語ショートカット構造には、隠れた世界は秘められていない。この違いが、日本文化の秘密の根本にある。・・・
サンプルだけでもダウンロードして読んでほしい。これはすごい本かもしれない。
夢をかなえるゾウ
駄目な主人公のもとに現れたゾウの格好をした関西弁の神様ガネーシャが、主人公に成功の秘訣をレクチャーしていくお笑い自己啓発小説。
自己啓発書の堅苦しいイメージを壊して読者の裾野を広げたんじゃないだろうか。単純に娯楽小説としても面白い。