ゴールドカードというと年会費が高いのが一般的ですが、簡単な条件を満たすことで安く持てるカードが存在します。そんな中で一番安くてコストパフォーマンが高いと思われるゴールドカードが、Amazon MasterCardゴールドです。その理由を見ていきましょう。
概要
クレジットカードはステイタスより実用度で選ぶべき。Amazon MasterCardゴールドの特徴と年会費が実質420円になるカラクリ。
年会費が420円になるカラクリ
通常年会費10800円(税込)がかかりますが、簡単な条件をみたすことで4320円まで下がります。
マイ・ペイすリボに登録して年1回以上カードを利用するだけで年会費が半額の5400円になる。
マイ・ペイすリボはいわゆるリボ払いで 毎月の支払額を自分で決めることができます。カードで1万円ショッピングしても毎月の支払額が5000円なら5000円と手数料分を支払えばいい。手数料分損しますが、最低支払額を毎月使う額より大きく設定しておくことで、リボ払いではあるが一活払いにすることができます。
例)毎月平均して3万円利用するなら最低支払額を5万円に設定しておけば、5万円までは一括になるので支払い方法をリボ払いにしてあっても手数料をとられることがない。
Web明細書サービス(無料)利用で1080円割引。
明細書を郵送じゃなくてネットで確認するようにする。WEB明細書サービスは過去1年間に6回以上の請求がある人が割引となるようなので、1080円割引されるのは2年目以降ということになる。
10800−5400−1080=4320円
プライム会員が自動付帯。
Amazon MasterCardゴールドにはAmazonのプライム会員(年会費3900円)が自動付帯されていますのでその分を引くと実質420円になります。
4320円−3900円=420円
Amazon MasterCardゴールドの特徴
- 新規入会でAmazonポイント3000円分プレゼント。
- Amazon.co.jpの買い物で2%ポイントが貯まる。
- Amazon以外の買い物でも1%ポイントが貯まる。
- ポイント交換の手間がない。
これは地味に便利です。大抵のクレジットカードのポイントには期限があります。うっかり忘れると期限切れになってしまいます。ポイントを交換するにも何ポイント以上ないと交換できなくて端数が無駄になることもあります。このカードでは自動でAmazonのアカウントにポイントが加算されます。ポイントの利用期限はありますが、交換忘れということがありませんし端数も無駄なく利用することができます。 - Amazonプライム会員がついてくる。
このカードの最大の特徴と言ってもいいでしょう。プライム会員の特典は最近もプライムビデオやプライムミュージックが追加されましたが年々魅力的になってきています。現在プライム会員の人はAmazonで買い物をしているでしょうし、このカードを作って簡単な条件をみたすだけで、3900円のプライム会員費が420円になってゴールドカードまで持てるという捉え方もできます。 - 空港ラウンジの利用。
- その他一般的なゴールドカードと同じく海外旅行傷害保険などの各種保険が付帯されています。
注意点
- すでにAmazonプライム会員の人がAmazon MasterCardゴールドを発行した場合、既に支払い済みのプライム会員の年会費に未使用月分があれば、未使用月分の年会費をご登録のクレジットカードへ返金されます。
- Amazon student会員の人がこのカードを発行すると、student会員を自動退会になって、student会員の特典が利用できなくなります。
- このカードでは家族カードの発行ができません。
- 入会資格は満30歳以上で安定した収入がある方です。
まとめ
条件を満たした場合、実質初年度無料、2年目以降420円でゴールドカードが持てる。
1年目
10800円-5400円-3900円(プライム会員費)=1500円
新規入会で3000円分のAmazonポイントがもらえるので実質年会費無料で1500円分お得。2年目以降
10800円−5400円−1080円−3900円=420円
アマゾンをよく利用するユーザーであれば実用的なゴールドカードと言えます。カード発行を考えている方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。ちなみにAmazon経由でカード発行ページに飛ぶと今年いっぱいまで1200ポイントもらえるキャンペーンをやっているみたいです。